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税務会計フォアユーパートナーズ

(担当)財務分析家
木村栄昌
(税理士・米国公認会計士)

Doing バックナンバー

第 51 号「耳寄り話」

国税局の事務年度終了につき税務調査も一休みです。当所の事例からみる最近の税務調査の特徴は、

1、どんなところが対象になりやすいか
→グループ会社・利益基調の会社
2、どこを衝いてくるか
→関係会社間の取引きに不自然さがないか
 同族役員、家族への隠れた利益分配がないか
 コンピューターソフトの自社開発費用の処理は妥当か
 情報機器(コンピューター)への投資の会計処理は適正か

等です。

また、消費税も同時調査されることは変わりません。

3、総評
抜打ち調査も無く、投下日数も平均 1 日半程度で、合わせて源泉関係・印紙などにも目を通すパターンでした。小型化して調査件数を稼ぐ印象でした。7 月始めに人事異動があり税務署員の 3 分の 1 が異動します。7 月下旬から再稼働。今年の 2 月決算法人から着手されます。