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2025/10/4 2種類のひとたち 犬式部:オレは街へ出たら最近はハッキリと2種類の人がいるように思えてきた。 猫納言:どういうことや、ソレ? 犬式部:落ち着いていて自分の考えをしっかり持ってる感じの人と、周りをキョ ロキョロ見てばかりの人の2種類ヤ! 猫納言:若い年代、セニアの年代、オトコ、オンナの違いはあるのかい? 犬式部:ない。世代も男女の違いもない。あるのはイヌのオレからみてもフワフ ワした人、異常に格好をつけて他人の目をキョーレツに気にしてるのがわ かるグループと、しっかり自分の考えを持ってる人。そんな人は着てるも のも地味系やな。 猫納言:自分の目的がしっかり見えてるかどうかかも? 犬式部:自信があるか、ないかもあるんかも? 猫納言:我々は野生だからイランことを気にしない。人の目も関係ない。生まれて から死ぬ時まで生きるだけなので自信があるとかないとか、コワイこと などは考えな いね。 犬式部:しかし大事に家で飼われてると食えなくなる心配がある。俺たちはボス が鍛えてくれてるから野良犬・野良猫みたいなもんでどこでも生きて行け るのが強みだね。
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冬の時代を笑いで乗切るために—これからの経済・世相に備える—
アキラの週末に起こったこと
その週のアキラはプラスチック加工会社で急な欠勤者が出たため多忙であったが、ゴルフ練習場での3日間の勤務をキッチリこなした。その翌日の土曜日に商店街事務所へ出勤する前に徳井の経営するコンビニに寄ってみた。
「おはよう、元気かね?」とアキラが声をかけたが徳井の返事には元気がない。
何かオカシイ!とアキラは気づいたが来店客もあるので何も言わずに店内の商品をそれとなく見ていたら、徳井が近づいてきた。
「売上はそこそこ目標通りだが、支払に追われている、店をするのは大変だ!」とため息まじりにつぶやく。
アキラが聞いてみると、日々の売上金は本部(フランチャイザー)への預け金になり自分お自由にならない。そこへ日々自己負担の諸経費が発生し、その支払いのため手許の現金がでてゆく。なのでいつも資金に不自由している。締日が来ると本部へのロィヤリテイの支払いが先行し、いろいろ差引かれて幾らも手許に残らない。長時間クタクタになるまで働いても生活にもこと欠くらしい。
「店するとき説明会があっただろ、そのことに気がつかなかったのかい?」とアキラはやさしく聞いたが「そのときは分かったつもりだった。が、これほどの現実はイメージできなかった、、」と徳井はうつむきながら言う。そして「こんな状態では本部のために働いてるだけだ!」とこぼした。
かける言葉もなくコンビニから道路に出たとたん一方通行を逆走してきた若い女のバイクにぶつけられそうになった。アキラは転倒する寸前だった。鬼瓦のような顔をしてバイクの女は去っていった。
彼は気がついている。この国の仕組みはカタチだけの部分があることを。バイクの免許は30分ほどの学科試験とその後の講習で取れるが学科試験は丸暗記である。自動車の免許も予想問題集を丸暗記して試験に臨む。中身の知識は頭にほとんど残らない。信号無視や方向指示器も出さないクルマが異常に多い。
次回へ続く
税務トラブルのご相談
税務当局から指摘を受けトラブルになった場合、知識と経験を生かして税務当局と調整・交渉を行ないトラブルの収束に努めます。損失を最小限にとどめるよう尽力します。