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2025/11/8 犬猫漫談 猫納言:株が下がり始めたぜ、、 犬式部:上がったものは下がる。下ったものはいずれ上がる。これを風車の理論 と言うのだよ! 猫納言:アホ、そんなもん理論とは言わん!何を根拠に言うんや! 犬式部:風車や観覧車見てそう思った。 猫納言:長生きするよ、まったく、、、観覧車の動力が動いていたらクルクル回 るがな。そんな単純なものじゃない。ボスに聞いたら下がりっぱなし、 犬式部:なんでや? 猫納言:世界中で各国が通貨の過剰発行してる。GOLDの裏付けもなく課税権だけ を根拠に国債を出しまくっている。でも税収だけではとっくの昔から返せ ない。一旦返してまた借りるの繰返し。国債は国の債務だから返済しなけ ればならないが、これが進まない一方、過剰に出回った資金は株式投機に 行くか金利が高いドル通貨などに換えられる。その資金が回りまわって日 本株に外人買いとして流れこむ。それで株高。ところがもっと魅力のある GOLD買いに変わってきた。株式投機の資金減少でこれからも株価はこれま でとトレンドが違ってくると、、、GOLDの方が上がってゆくとボスは言わ れてた。オレは本当のとこは何もわからん。
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冬の時代を笑いで乗切るために—これからの経済・世相に備える—
税理士のアドバイス
アキラは商店街の講習で簿記を教えてくれた税理士にも会いに行ってこれまでの経過を話した。一番大事なことは何かと質問してみた。
「日々の現金の出入りを、たとえどんなに疲労していても自分の手で日々記録することです。それを続ける根性のない人では商売続けることがやがてできなくなりますよ。」
その言葉を聞いてアキラはドキッとした。伯父の不動産を譲渡した際の税理士と同じ点を強調したからである。日銭が入ることがチカラになるとあの時の彼は言った。目の前の税理士は日銭の管理ができないことは商売人失格であると言う。
「今はみんな焦ってすぐ良いとこ取りをしたがる。毎日の売上が調子よかったら、そのお金が全部自分のモノでそれが利益だとと勘違いして、やたら気が大きくなって良い恰好をしたがる。売上金は店主のカネではないよ。その金は世間から預かっているだけです。そこから仕入れの支払いをし、経費を払った残りがあなたの勝ち取った利益です。そこに気がつかない人が多い。表面の売上の額が多くなってくるとギャンブルや博打にのめり込む。人間は有頂天になっているときが一番コワイです。直ぐ高級車を買いたがる人もいます。そして支払いに行きづまると一旦覚えた見栄と贅沢の味を忘れられないのでコロナの補助金を過大請求して捕まってしまう。多いですよこんな人、、」
まだ開店前だから売上金が入ってきたときの実感はない。しかしこれまで給料として振込を受取る経験しかないが毎日豆腐を買ってくれたお客から現金をいただくことをイメージすると、彼は「ご主人、昨日の豆腐はおいしかった。」と顧客から言ってもらえるようになりたい気持ちが沸き上がってくる。早く技術を習得しなければと思うとともにアキラは俺は税理士がいう失敗例のようなことはしないとハラに収めた
税理士はアキラを見ながら「この男、まだ分かっていないな、、」という顔をしていた。税理士は見栄と錯覚で商売に行きずまるパターンを嫌ほど見てきている。
税理士は言う
「事業し始めて1年経てば半分が消えてゆく。100人が事業始めたとしたら2年経てば生き残りは10人です。3年目まで残っているのは5%です。この5%が継続してゆく。最初の100には商売の素質がない人や国会議員に多いタイプのアホボンもいる。それらみんなが3年経つと正体がハッキリするものです。」
アキラはその話を聞いてゾッとした。
税理士は続ける。
「アホボンでなく真面目に一生懸命事業に打ち込んでも資金不足や身の丈以上の借入で資金が回らないようになって消えてゆく。」
アキラは徳井のことを思い出した。徳井は先に支払いをして行き詰まった。その逆に、先に資金が入る仕組みがあれば資金不足に陥らない。税理士はそれを言っているのだと思った。それができなければ95%の負け組に入ることになる。
そんなアキラに耳寄りな情報が入った。
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